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『パンズ・ラビリンス』

秋の夜長ではありませんが、最近は就寝時間がどうしても遅くなりがち。
そんな夜のお供にしたのが『パンズ・ラビリンス』です。

パンズ・ラビリンス DVD-BOX

20世紀半ば、フランコ政権下のスペイン。
夢見がちな少女・オフェリアは最愛の母と、冷酷かつ残忍な義父の間で苦しみ、葛藤していた。
ある夜オフェリアは、妖精の導きにより、迷宮の番人・パンに出会う。パンは3つの試練を乗り越えれば「魔法の国」に行ける事をオフェリアに伝えるが・・・。
監督は、「デビルズ・バックボーン」のギレルモ・デル・トロ。
製作は「トゥモロー・ワールド」のアルフォンソ・キュアロン。

この作品はDVDのパッケージを見ると、『ライラの冒険』や『ナルニア国物語』のような冒険ファンタジーのように見えますが、実際の内容は全く異なります。
この作品は、あまりに過酷な現実(義父との軋轢、そして戦争)からの逃避先としてファンタジー世界を選んだ少女の物語です。そうであるが故に、少女を追い詰める現実はあくまでリアルで残酷です。そのため、思わず目を逸らしたくなる暴力描写が随所に見られます。
全編に渡って陰があり楽しさとは無縁ですが、非常に重く深味のある作品なので、求めるものを間違えなければお薦めできる完成度の高い作品です。オスカーを獲得したビジュアル部分は秀逸。

オフェリアが最後に辿り着いた「魔法の国」をどう捉えるべきかは、意見が分かれるところだと思いますが、彼女は最後に救われたのだと思いたいですね。

テーマ : DVDで見た映画 - ジャンル : 映画

タグ : パンズ・ラビリンス 映画

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