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【小説】図書館内乱

図書館内乱

有川浩さんの『図書館戦争』シリーズの第二弾。
第一弾の『図書館戦争』では、特殊な世界観(図書館隊と良化特務機関の対立)と笠原郁の成長が主に描かれました。
今作では前作で描かれなかった、笠原と堂上以外の主要人物たち(小牧、柴崎、手塚)の内面を描くと同時に、図書館自体の内情(原則派と行政派の対立、そして図書館の内なる敵「未来企画」)が描かれています。

この作品の最大の魅力は、何といっても細やかな心理描写ですね。
特に柴崎麻子の複雑で微妙な心理は共感できる方も多いのではないでしょうか。
小牧と手塚は事件部分のウエイトが大き過ぎたのが残念でした。

今作を読むと、有川さんは内面を描いている時の方が言葉が生きているように感じるので、もっと細やかな恋愛小説の方が題材としては合っているのかもしれませんね。そのような作品があれば、読んでみようと思います。

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