図書館戦争
超法規的にメディアに対する検閲が行われている現代を舞台に、検閲を行う良化機関と表現の自由を守る最後の砦“図書館”の抗争を描いた作品。
舞台設定は複雑でかなり特殊ですが、内容自体は実にベタなラブコメ!
図書隊(図書館を守る自衛隊)の新人女性隊員が主人公で、彼女の成長と教官との絡みがメインなのですが、もうこれが『スチュワーデス物語』か『アタックNo.1』か!と言いたくなるぐらいのベタな展開。
ハードカバー作品でよくこれだけベタベタな話が書けるものだと思っていたら、作者の有川浩はライトノベル出身との情報を得て、納得しました(女性なのには驚き!)。
設定が設定なので展開に無理な点もありますが、テンポよく読める作品なのでおススメ。
メディア規制についても考えさせられるかも?
4月から“ノイタミナ”の枠でアニメが放送されるので、それまでに全4巻を読んでおきたいところです。
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