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歌の不足が残念な佳作『うた魂』

うた魂♪フル!!!(初回限定生産2枚組)
キャスト
夏帆/ゴリ/徳永えり/亜希子/岩田さゆり/石黒英雄/薬師丸ひろ子
スタッフ
監督:田中誠(『タナカヒロシのすべて』『雨の町』)
脚本:栗原裕光 /田中誠
音楽:林祐介
あらすじ
名門校の合唱部でソプラノリーダーを務める女子高生・荻野かすみ(夏帆)は、自分の容姿と歌唱力に自己陶酔気味の女の子。
ある日、密かに思いを寄せる牧村純一(石黒英雄)から合唱中の写真を撮らせて欲しいと頼まれ舞い上がるが、出来上がった写真を見て愕然!牧村には「産卵中の鮭」と評されてしまう。
自信を喪失し退部の決意をしたかすみだが、見た目(ヤンキー)とは裏腹にソウルフルに尾崎豊を歌う権藤(ゴリ)たちを見て・・・。

冒頭からシュールなキャラクターたちが躍動。
特に荻野かすみを演じた夏帆のコメディエンヌぶりに感心しました。
全体的には前半のおバカなコメディから後半の感動ドラマへの流れも上手く出来ているので、コメディタッチの映画としては悪くないと思います(ラストは冗長で爆発力不足)。

ただ合唱=音楽がテーマと考えた場合には大きな不満があります。
同じく女子高生が音楽に打ち込む映画に『スウィング・ガールズ』がありますが、あの作品との最大の違いは音楽の量。
合唱が披露されるのはほぼ舞台上のみで、映画の他のシーンで合唱を絡めたシーンがまるでないので、ドラマ部分と歌部分が完全に別物になってしまっています。
喫茶店でお祖父さんのために歌うシーンがありましたが、あのように日常の中のシーンに歌を絡めるシーンをもっと詰め込んで欲しかった!
名門合唱部ということで、上手くなる過程もなく練習風景も皆無なので、『スウィング・ガールズ』や『ウォーター・ボーイズ』にあるようなラストに向けた高揚感が湧かないのもマイナス。
せめて権藤たちに対抗意識を燃やすところで、何か新しい練習を取り入れる風景などが描けたと思うのですが。

ジャンルは若干異なりますが、合唱シーン&エンドロールの作り方も含めて『天使にラブソングを2』を見習って欲しいですね。

テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

タグ : 映画 邦画

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