ティナの一周忌・・・
今日はティナの一周忌でした。
月日が経つのは早いなぁ・・・なんて感慨にふける余裕も無く、昨晩から本日未明にかけて大事件が!
毎日輸液をして肝臓、腎臓の治療をしているアンディの様子がおかしかったので救急病院へ。
熱っぽくて足元がフラフラな状態で嘔吐もしたアンディ。
肝臓、腎臓は急に悪くなることがあると聞きましたけど、まさかこんなに急に???
とりあえず大事には至りませんでしたが、足元はフラフラのまま・・・
明日、主治医の先生に診てもらいますけど、きっと急に改善は難しいのでしょうね。
いよいよ私もアンディの介護生活を覚悟しないといけないかもしれません。
救急病院で血液検査の結果を待っている間、一年前の事を思い出しました。
あの時、主治医の先生の所は当直の先生しかいなかったので検査が出来ず、診察とお薬だけで終わり、翌日あんなことになってしまいました。
あの時、救急病院に来て検査も受けていれば、ティナは助かったのではないだろうか?
ずっと私の胸につかえている思いです。
▲がんばれ!まだ早いし、ティナと同じ日なんて駄目だよ!!
そんなわけで一周忌。
アンディが心配で一睡も出来なかった私ですが、何とか定時に仕事を切り上げて家に帰りました。
帰宅途中、ティナをイメージしてブーケを作りました(自分でこんなに高いブーケを作ったのは初めてかも)。
とりあえず、一家勢揃い
▲左が私のブーケで、右が母から。奇しくも同じ金額で作っていました
ここでうちの新しい家族が参入~
うちのかわいい、かわいい子供たち。
ティナをあなたに会わせたかったし、ティナもあなたに会いたかったはずだよ
もうしばらく、ティナは空ちゃんたちと待っててね。。。
映画「ゴールデンスランバー」
伊坂幸太郎の同名ベストセラー小説を映画化したサスペンス。始めに結論を言ってしまうと、私はこの作品をあまり楽しめませんでした。
【あらすじ】
仙台に暮らすごく平凡な30歳の独身男、青柳雅春。
金田首相が凱旋パレードを行うその日、大学時代の同級生・森田に呼び出された彼は、“お前、オズワルドにされるぞ。とにかく逃げろ”と謎の警告を受ける。
その直後、背後のパレード会場で爆発音がしたかと思うと、なぜか2人の前に警官が現われ、躊躇なく拳銃を向ける。
訳もわからぬまま反射的に逃げ出した青柳だったが・・・。
【キャスト】
堺雅人 竹内結子 吉岡秀隆 劇団ひとり 香川照之 濱田岳 渋川清彦 柄本明 伊藤四朗
【監督】
中島義洋(「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」「チーム・バチスタの栄光」)
以下、特に気になったことをいくつか。
まず、そもそもあの首相の存在が記号的過ぎて、あの暗殺事件からして全然乗っていけません。
事件はJFKの劣化コピーのような話なのですが、そもそも日本の首相のパレードで皆が沿道に出て旗を振って歓声を上げるなんて事があります?ここから既に映画から置いてけぼりをされてしまったのですが、原作では首相公選制によって選ばれたという設定があるらしく、現実よりもずっと大統領的な立場なんですね。
フィクションラインを下げたくなかったのかもしれませんけど、それならば暗殺されてしまうような、何か大変な事をしようとしているみたいな設定だけでも入れてくれれば少しは変わるのでは(パレードは無理ですが)?
次に主人公の逃亡劇の切迫感の無さ。
絶望的に追い詰められていくのに、主人公は変装もせず、ボロボロの滅茶苦茶目立つ車で呑気に市内を走っているのですけど、全然警察に見つかりません。
また元カノ、大学の後輩、会社の先輩、花火屋、元アイドル、父親が主人公を信じて助けようとしてくれます(先輩がさらっと「お前じゃないんだろ」って言うシーン、父親がカメラの前で堂々と「逃げろ」と言うシーンはちょっとジーンとしました)が、彼のことを全く知らない通り魔や配管工(?)が助けてくれるのはどうなのかな?
メディアによって勝手な印象を付けられている彼を犯人と決め付ける世間と、実際に彼と関わった人たちが対立関係になるのは良いんですけどね。
最後に一番納得がいかない点が、途中まで個別に監視まで付けていた元カノ・樋口晴子の監視が中盤から全然無いことです。
彼女に付いていた監視員は彼女を監視中に殺されているのですから、彼女のマークをさらにきつくするか、もしくは事情聴取と称して拘束ぐらいはしそうな気がします。
なので終盤に彼女があんな大掛かりな仕掛けをすることが出来る状況が信じられないんですよね。
キャラクター造形が上手く、ロードムービー的な部分は良いのですけど、逃亡劇の部分で気になる点が多くて楽しめなかったのが残念

最後の伏線回収は気持ち良かったですね

欲を言えば、どこかのお店で「A+」って呟いて欲しかった~w
東京アートブックフェア/仲良し兄妹♪
日曜日に3331 Arts Chiyodaで開催されていた東京アートブックフェアに行ってきました
▲中学校がアートスペースに。
中は混雑していたこともありましたが、空調が悪い!
熱気がムンムンしていて30分ぐらいが限界でした
正直興味がそそられる物が少なかったのですが、ついつい可愛くてMONMON BOOKSさんでエコバックと豆絵本を購入
▲MONMON BAGS「歩」「手」。
犬との日常が描かれている豆絵本「はるのおくりもの」。
▲ミシン製本がGOOD!
▲全部あるある!って感じですが、特にこの箇所が^^
おまけで、最近の姪っ子ちゃん
以前はミュウがペッタリだった姪っ子ちゃんですが、最近はコビーがペッタリです
ティナだと思ってペッタリしてるのかな~
百獣の王!
今日はずっとしようと思っていた、うちの子たちのサマーカットに行ってきました~
アンディは体力が持たないとドクターストップがかかったので、ミュウとコビーだけが行きました。
まずは行く前の状態から。
こちらはミュウ
そしてコビー
いま見るとボッサボサですねぇ、、、お恥ずかしい限りです
今回はスリードッグベーカリーで初めてお世話になりました♪
2匹合計で4時間後
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じゃ~~~~ん♪♪♪
すっかり幼くなって戻ってきました~
分かり難いかもしれませんが、しっぽはライオンカットです
向日葵のリボンがLovely~
手触りが本当に危険!ずっと触っていたい~
今年はミュウの皮膚の状態が悪いので、肌荒れが目立ってしまうかな?と思っていましたが、短くしたことで逆に目立たなくなりました。
これでクリームなんかも塗りやすくなりそうです☆
初めての場所でのカットで心配でしたが、良い子にしていたようで安心しました
回数券が一枚残っているので、今度はいつ使おうかな?
帰りに姪っ子にうさぎさん柄の甚平を買ったので、夏の装いになったもの同士で一枚
実はアンディも他の子を参考にサマーカット中。
まだ中途半端なので、完成したらお見せします(失敗した場合は封印の方向で^^)。。。
色々勿体ない「長い腕」
5月に某書店で平積みになっているのを見て読んでみたのがこちらの作品(先日見たら渋谷の書店でもまだ平積みになっていました)。
川崎草志「長い腕」 (角川文庫)
ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。序盤で発生する猟奇的な事件の時は、園子温監督の「自殺サークル」や黒澤清監督作品のテイストを想像していたのですが、最後はちょっと安易な着地点だったかな?
衝撃を受ける彼女に、故郷・早瀬で暮らす姉から電話が入る。
故郷の中学で女学生が同級生を猟銃で射殺するという事件が起きたのだ。
汐路は同僚と女学生が同一のキャラクターグッズを身に着けていたことに気づき、故郷に戻って事件の調査を始めるのだが・・・。
現代社会の「歪み」を描き切った衝撃のミステリ!横溝正史ミステリ大賞受賞作。
いくつか気になった点を挙げていくと、まず主人公の汐路は同僚の死から事件を調べ始めますが、これがクールに描かれている彼女のキャラクターと合わない。
彼女の職業が記者だったり、自殺した同僚がよほど親しい人だったりしたら分かるのですが、そういうわけでもないので、調査に至る流れが少し唐突な感じがしました。
あと村に帰った直後、その閉鎖性を描いていたのにその後は特にその設定が生かされることもなかったのも・・・
そして、これが一番言いたかったことですが、この小説は9年前の作品(なのに平積みされているのが謎)です。
そのせいか、Web周辺の認識がちょっと古くて、当時はリアリティのあった恐怖感なのでしょうが、 現在ではある種の偏見にすら感じられるものが多かった。
なので、あの結末というか被害者のリテラシーの無さは受け入れづらかったですね。
殺人事件の発生率やお父さんの奇行の真相など、もっと面白くなりそうな要素が沢山出てきているのに、そこがあまり生かされず、古臭い(現在では)Webの恐怖的な方向に落とし込まれたのは勿体なかったですね。
クライマックスの屋敷への侵入のくだりはかなり怖くて、特にゴルフクラブの描写は必見!
不覚にも大感動!「ゴーストトリック」
先日、友人に「絶対にやった方が良い」と、勧められて久しぶりにゲームを買いました
それがこちらの「ゴーストトリック」というソフト。
どんなゲームかは私の拙い説明なんかより、公式サイト【http://www.capcom.co.jp/ghosttrick/】にWeb体験版があるので、そちらをやっていただければ分かっていただけると思います。
私がこのソフトで言いたいのはただ一つ!とにかくポメラニアンのミサイルが大好き!!って事です。
もうかわいくて仕方ないだけでなく、若干ネタばれになりますが、ラストのその忠犬ぶりに不覚にも私、感動して泣いてしまいました
最後のあの一言は、ちょっと泣かずにはいられないと思いますね。。。
私が通勤中の電車内だけでプレイしてクリアできたのでそんなに難しいゲームではないと思いますので、ご興味があれば是非やってほしいですね~♪
我が家のミサイルもお姫さまを守っております
『告白』 in 新宿バルト9
今日は久しぶりに映画館で見た映画のお話。
湊かなえ原作の映画『告白』を観て来ました
©2010「告白」製作委員会
【ストーリー】この作品は犯人を探すタイプの物語ではありません。
ある中学校の1年B組、37人の13歳がいる雑然とした教室。終業式後のホームルームで教壇にたった担当の森口悠子は「私の娘が死亡しました。このクラスの生徒に殺されたのです」と衝撃の告白を始め、教室は静寂に包まれる。
【キャスト】
松たか子 岡田将生 木村佳乃
【監督】
中島哲也(『下妻物語』 『嫌われ松子の一生』 『パコと魔法の絵本』)
犯人(少年A,B)は冒頭の森口悠子による告白によってすぐに判明します。
この作品で描かれているのは、事件に関係する人たちの純粋な想い、願い、そして悪意の衝突なんですね。
特に13歳の少年少女たちの純粋であるが故に生まれるあまりの残酷さ、浅はかさは胸が痛くなります。
そして肥大化した自我が、正に爆発した悲劇的な結末・・・。
観終わった後、すべての救済をふりほどき、より深い絶望へと沈んでいった少年の姿にとても苦いものを感じました。
この作品はこれぞ中島哲也監督!って言いたくなりました。
あの原作でこれほどの映像作品に仕上げられる手腕に脱帽です。
もちろん、非常に作り込まれたイメージ映像の切り貼りの感があり、あまりに作り物めいていて、作品の持つ絶望や苦味みたいなものがストレートに伝わってこない面もあります。
ただ、やはり映像の魅力がこの作品の推進力になっているのも確かなので、これは好みが分かれるかもしれませんね。
少年A,Bに対するクラスメイトたちのいじめをミュージカル仕立てで表現したのは、その無邪気さを残酷なまでに表していて、非常に効果的だったと思います。
楽しい映画というわけではないですけど、かなりオススメです!
ちなみに私はこの作品を新宿にあるシネコン、新宿バルト9で観て来ました。

初めて行ったのですが、座席は座り心地が良いですし、傾斜もあって圧倒的に見やすかったです(渋谷の映画館とは大違い、、、)。
深夜までやっているのも仕事をしている人にとってはありがたいですね(私も深夜に友達と観ました)。
同じ料金なら質の良い劇場で観たいですね!お近くの方は是非是非行ってみてください
